home 帰ってくるとまたすぐ行きたくなる◆香港! 4
 

 
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北角から銅鑼灣方面へ行くトラム
北角から銅鑼灣方面に向かうトラム






蔡瀾美食坊
「料理の鉄人」の特別審査員として有名なチャイ・ラン氏をコンサルタントに迎え、ホンハム(漢字「紅」と「碪に力」)のウォンポー・ガーデンにある、一大グルメタウン

40-50年代の香港の風情が漂うフロアに、餃子専門店から宮廷料理まで、11の有名レストランが軒を並べている


8回目  大阪の明星仲間と
2002年5月 2泊3日


 急に行きたくなって友人に電話、出発は東京と大阪の別々、空港で待ち合わせて、ホテルへ行くことに。慌てて知っている
チャーターハウスにしてしまったけど、後で「もっと良いホテルにしておけばよかったかな」って取り直しをしようとしたら、キャンセル料やら、何やら面倒だったのでそのまま。


 2人にとっては、何度も宿泊していて結構思い出深いホテルだし、周辺もよく解っているので、便利でした。彼女は、家族で来る時は豪華ホテルにお泊りだから「こういうのもいいかな」って。2泊3日はとても忙しいですが、盛り沢山で、新たな発見の香港でした。


 朝の便で行くと、午後3時ぐらいからは行動出来ます。お互い勝手知ったる香港、目的地には大体迷わず行けるので話も早い。まず、いつものキンバリーホテルの御茶屋さんに行って、お買い物。バスに乗ってみよう!トラムに乗ってみよう!それが今回の目的のようでした。


「xx番のバスに乗ると、xxxxまで行けるはず」と、友人が以前に乗ったのを思い出して、黄埔(ワンポア)にある「蔡瀾美食坊」 (チャイ・ラン氏の選りすぐりのお店が並ぶ)坦々麺で有名な四川料理店に行ってみました。


 少し早めだったせいか空いていてすんなり入れましたが、普段は地元の人で一杯で、結構待つのだそうです。マーボー豆腐、坦々麺、餃子など注文、2人ではそうは食べられなくて残念ですね。帰りは香港島に行くバスに乗ってみましたが、どうも、コーズウェーベイのホテルの近くで降り損ねたようで、セントラルまで行ってしまい、慌てて下車。トラムに乗り換え、三越近くで降りてホテルへ。
 

 2日目はまたまたバスで、赤柱(スタンレー)という所まで行くことに。セントラルのバス乗り場から終点スタンレーまで、2階建てバスでドライブ。
途中に海洋センターや、レパルスベイ(淺水灣)を通ります。お金持ちが住んでいる所です。


レパルスベイにある某マンション
レパルスベイにある、有名な風水マンション
 この周辺は芸能人も多く、有名なジャッキー・チェンのマンションもあったり、風水で建てられる建物が多く、わざわざ龍の通り道の空いたマンション等もあるのです。2階建てバスの一番前に座ってみましたが片側は断崖みたいで怖いし、木の枝などが覆い被さってきたりギリギリを走るので、長くはいられませんでした。


 1時間位でスタンレーに着きましたが、イメージしていたのと、ちょっと違っていました。外国人が沢山来るという所でちょっと期待もあったのですが、テントを張った土産物屋が海岸縁まで続いているだけで、どれも私達が買って喜ぶようなものではなく単純に「土産物」でした。


 海岸縁は静かでお洒落なカフェやレストランが沢山あって、2人してふらふらっとタイ料理の店に吸い込まれて行きました。そんなに辛くない料理で美味しかったです。帰のバスも間違えずに何とか乗れて、楽しい1日でした。


 朝食は付いていたのですが、最終日は、ホテルの斜め前にあるお気に入りの『広東茶居』という、早朝から飲茶の出来る店でしました。


トラムの折り返し地点
北角・春秧街にて
トラムの折り返し地点のひとつ

 なんとなく「地下鉄の終点まで行ってみたい」という衝動に駆られながらそんな時間は無かったので、帰りの仕度までのちょっとした時間で北角(ノースポイント)という所まで行き、フラフラしてみました。地下鉄に隣接したマックで休憩、ここではオクトパスで支払いが出来てびっくり。このカードは本当に便利。日本でも、こういうのがあったらいいのにね。


 香港のマックには、おばあちゃんやおじいちゃんが沢山来ています。ミルク紅茶を注文して何度もお湯(セルフです)を入れに行き、最後にはミルクを一杯入れて、お湯割りミルクみたいなの飲んで、お喋りして暇潰ししているみたいでした。


 2泊3日というのは本当に短い感じですが、午前便で行って午後便で帰るようにすれば、とりあえず2日間楽しめます。中1日はしっかり計画を立てて、ポイント決めておけばいいのよね。新しい発見の香港でした。

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トラム
「香港-鹿児島便」就航の派手なトラム、桜島が煙出!


Hotel Conrad Hong Kong
金鐘駅と直結したパシフィックプレイスとリンクしているホテル

9回目 またまた新発見あり!
2002年9月 3泊4日


 ベトナムに一緒に行った友人と1年ぶり、今度は香港珍道中。旅行会社の「レディースプラン」で行った。往路は午後便、復路は午前便利用。送迎付き。
ホテルはちょっとゴージャスな コンラッド・インターナショナル今まで金鐘(アドミラリティー)という所には縁が無く地下鉄の乗り換えでしか使わない駅だったけれど、今回、ここの良さが解った。


 午後の便で行ったので、香港に着いたのはもう夜中に近く、着いた日は寝るだけ。飛行機はANA、今イチだな。やっぱりキャセイがいい。なんと、台風の真っ只中にあったのでした。着いた日も滝のような雨。


 2日目、朝はわざわざ『広東茶居』に行き、かなり雨に濡れた。ニュースで台風指数が出ていて、朝のうちは数値も低かったので高をくくっていたけど、凄い雨だった。


 ホテルに戻って、今度はホテル付属のショッピングセンター「パシフィックプレイス」で買い物をすることにした。友人が「ここに行きたい!」と、またガイドブックを見て言う。私の知らない店。すぐ近くにあったので、行ってみた。ここは、凄く便利。地下鉄から外に出なくてもホテルに入れるし、パシフィックプレイスも付いて買い物だって思いのまま。


 友人が行こうといった店はイギリス系のデパートで、婦人服が沢山あった。小から大までサイズは思いのまま。ちょっとこじゃれていて、ヨーカドーとは違うよ。しかも安い。私は買い漁ってしまいました。セールの文字には弱いですから... 買い物をしていると、定員が慌てて片付けを始めた。何?何だか言ってる。 台風警報が「7」だか「8」で、店を閉めて帰宅するのだそうで、あちこちの店が閉め始めたのです。


 訳も解らずホテルに戻り、「これからどうしようか...夕飯も外に出たかったのにね」と、プランでサービスのハイティーをすることに。食べまくった二人。ホテルの全面ガラス張りのラウンジに雨が叩きつけられ、遠くの木々がゆさゆさ揺れているのが見えていて、台風の凄さを思い知った気がします。


 部屋に戻ってTVをつけると、地下鉄からは人が溢れ、バス乗り場も人、人、人。皆、家路に急いでいる様子が映し出されていました。「ここはいいね〜地下鉄から外に出なくていいんだもん...」と改めて思いました。このホテルは気に入りました。広々としていて、設備もよくキレイ。やはり、高いだけのことはあります。


 さて、「お店は全て閉まってしまってどうしよう」またまたパシフィックプレイスに出てみました。奥にあるスーパーやフードコートは開いていました。スーパーで色々と買い物。香港のカップ麺や、ナッツ等。なかなか品質の良い物が置いてありました。夕飯はフードコートで。よかった、開いていて。色々な物があってどれが良いか解らず、注文も指差しで。台風のお陰で、なんだかすっかり予定が狂ってしまった2日目でした。


 3日目、峠を過ぎたようですが台風一過というわけではなく、どんよりとした天気。朝はフードコートでお粥。そして、九龍へ。いつもの御茶屋さんで買い物。お昼はその近くのベジタリアン料理の店。味はよく解らない。「こんなもんかナァ〜」といった感じでしたが... そして尖沙咀で買い物。ホテルに戻り、パシフィックプレイスで買い物。お金があったら、こんなに良い場所はないくらい、ここはお気に入りの場所になりました。2人して、溜息...


夜のトラム
夜遅く、灣仔を走るトラム
 夜はチャイラン美食坊の坦々麺を食べに行きましたが、ちょっとハプニング。バスは確かに黄埔には通ったのですが、一本道が裏だったため、気が付かず終点まで行ってしまいました。目印はジャスコ吉之島なので、「ジャスコに行きたい」と運転手さんに訴えてバスを教えて貰って、戻りました。


 お店はちょっと混んでいました。番号札を貰う時に「日本人か?」と聞かれ、「そうだ」と答えたら、ちょっと早く席が回ってきたみたいです。
日本坦々麺とはちょっと違ってどちらが好きか、好みの問題でしょうね。


 帰りのバスでは、やはりセントラルで降りて地下鉄で金鐘に向った。バスには番号の他に「A」だとか「B」だとか書かれていて、それによって経由が違っているようで、思った所に行かない場合もあるので、知っている場所で降りるのが無難なようです。


 前回から、ずっと明星関係の場所にばかり行っていた香港から脱出、新たな一面を知り益々好きになってしまったようです。ホテルも快適だったし、台風を除けば満足な旅でした。まだまだ止まらない、香港!


(2004/2/26)
真●
香港 Wallpaper & StartupScreen
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