home 帰ってくるとまたすぐ行きたくなる◆香港! 2
 

 
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香港島
香港島



The Charterhouse
香港コンベンション
&エキシビションセンター、
タイムズスクエア、
ハッピーバレー競馬場へは
徒歩圏内

 


















●杜 徳偉
(英名 Alex To)

3回目は明星三昧
'99年1月



 明星が縁で知り合った友人と、明星グッズ店のオーナーとそのお客さん達と。ホテルは、友人がFAXのやり取りをしてくれて、オーナー達と同じところ。コーズウェーベイ(
銅鑼湾)とワンチャイ(湾仔)(つまり2大商業エリア)の間にあるチャーターハウスです。小じんまりしてはいるけれど、ピンク系でまとめられた室内が、ちょっとお洒落。でもちょっと狭い。友人は大阪から、自分は成田からで空港で落ち合って、シャトルバスでホテルまで行きました。


 今回の目的は、黎明(
レオン・ライ =四大天王の1人)のチャリティーコンサート。ハッキリ言って、どうでもよかったのですが「1度は香港でコンサートに行ってみたいね」ということで、チケットを頼んで行きました。コンサートは野外で行なわれたのですが、さすが香港でも1月は寒い。夜だから、日本と同じ格好でも寒いくらいでしたね。大して盛り上がりもせず終わってしまった...そんなもん。


 オーナー達とオタクビルであれこれ明星グッズを見て、飲茶して、楽しい時を過ごしました。彼女達は、旧正月前に行なわれる(日本でいえばレコード大賞みたいな)音楽祭も観に行ってました。「それはいろんな歌手が出て、とっても良かった」と、言った人から聞いたので、「来年は行きたいなぁ〜」と、その後、早くからチケットをオーナーに頼んでおいたのでした。


 別の知り合いも香港に来ていて帰りの飛行機まで時間が有るので
「朝、飲茶しましょう」と、彼女のホテルで落ち合い、日本人のいない飲茶屋へ。その店はその後も、香港に来れば必ず1回は寄る店となりました。まっ、御用達って所ですか...


 こんなのアリかなって、この時の香港では、丁度、
歌が気に入ってファンになり始めた明星に出会いました。セントラルのファッションビルの下りエスカレーターに乗っているときに、ふと、「アレックスが来たりしてね」と言ったら、本当にアレックス君が、彼女とエスカレーターを上って来るではありませんか。もうびっくり!どうしよう! 固まってしまった私達。何事も無かったようにビルを出たものの、「やっぱり追いかけよう...」とエスカレーターを上ってみたら、まだいます。


 彼のCDを買ったばかりで、バッグには入っていました。でも声もかけられず固まっていたら、彼らはその先にあるプライベートスペースに行ってしまいました。それからというもの、
アレックス君も気になる存在に。HMVで沢山のCDとVCDを買って、ひと荷物。友人と、明星の経営しているお店に閉店まで粘ってみたり、なんと明星の家まで行ってみたり、楽しい香港でした。


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香港の夜景
香港の夜景







●1香港ドル
= 約16.6円
(2003年10月現在


4回目は、生徒さんと一緒



 2000年も昨年同様、1月後半で、今度は
中文(音楽祭)お目当てです。前年10月ぐらいに既にチケットを注文、その時はどんな人が出るのかも知らず、「とりあえず行ってみたい」という気持ち。


 4月に結婚するというハーブの生徒さんの1人が「一緒に行ってみたい」と言うので、彼女のチケットも急遽注文して、なんとか取れたので、一緒に香港。もう1人、生徒さんが付いてきましたが、彼女はコンサートには行かず、お買い物。そして、自分は香港からホーチミンに行くことにしていたので、彼女達も「ベトナムも行きたい!」と、ついて来ました。


 ホテルは相変わらず、チャーターハウス。今回は空港から、市バスでホテル付近まで降りて、荷物を転がしながらホテルに辿り着きました。これはちょっと疲れました。バス代は、40香港ドル(約660円)。4回目ともなると、結構あちこち地下鉄の様子も解っているし楽しさも増します。地下鉄は大好き!


 音楽祭は満足満足! なんと、
お目当ての明星が出演、目の前まで来てくれて、大感激。このとき、小さなカメラしか持ってなくて、いくらズームしても、遠く離れた彼の姿は豆粒にしか写らないので、「1眼と望遠を買わなくては...」と使いもしないのに、思ったのです。(結局、望遠は買ってません)本当に、幸せなひと時でした。


 朝早く散歩に出たら、面白いお店を発見。面白いっていうか、地元の人でいっぱいの朝から飲茶屋さん。おじいちゃん、おばあちゃんがいっぱい。ホテルの目の前だったので、皆で食べに行きました。
安くて、美味しくて、満足でした。相変わらず、明星グッズを買い漁り、
来た甲斐があった香港でした。


 しかし、チャーターハウスのベルキャプテンの対応が悪く、とってもイヤな思いもしました。もう、泊りたくない...
 
 
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ビクトリアピークの夜景
ビクトリアピークの夜景









●South Pacific Hotel
チャーターハウスの
すぐ近く

ユニークな楕円形



ペニンシュラでお茶
ペニンシュラでアフタヌーンティーを
拡大(33k)


このホテルのロビーでは、沢山の人がお茶をしています
殆どの日本人はアフタヌーンセットです
私も行くと必ず、注文します
●この写真のみ小小


5回目いよいよ、本命明星のコンサート
2000年8月真夏


 いつもは3泊4日でしたが、このときは4泊5日。これは、大変な香港でした。明星のコンサート。日本じゃなく、
香港でのコンサートにこんなにも日本人が行くのか...というくらい、いっぱい。大盛り上がりでスタンディングしているのは日本人ばかり。香港人はどんなコンサートもお座りして聴くんですよ。最近はそうでもなくなったかも知れないけど。


 12日間のコンサート、全部は行けないし、では、どのくらい...? 4人で行くことになっていて、働いている人の休みに合わせる事になりました。私ももう、お店を始めてました。当時は8月を予約営業としておらず、休業して、お出かけ。


 香港で、他の友達とも合流して、その時は
サウスパシフィックというホテルを取りました。ここもチャーターハウスと同ランクだけど、部屋はちょっと広かったかな。


 兎に角、
明星一色の香港。着いた日から4日連続コンサート。香港では始まりが遅いです。この時も20時半からでした。会場まではバスで。コンサートが終われば出待ちです。サーっと会場から出て、素早く良いポジション取り。それでも、なんだか押されて、友人はどこか外れの方まで追いやられたり、凄いです!


さて、昼間は何しているかといえば、食事して、昼過ぎからオタクビルに行き、前日の写真が出来上がるのを待って買う毎日。CD屋に行って、持っていないCDやDVD探し。明星の映画を丁度、上映していたので映画館へも。こうやって、全て明星中心。


 それなのに、普段ブランド物なんて買わないのに
ペニンシュラのプラダで、熱に浮かされたように、ついついバッグを買ってしまって...あとの支払い...大変でした。


 こういう時、食事は大したものは食べてなくて、特に夜はコンサート前で落ち着かなくて、ワンタン麺1杯(10香港ドル=約160円)なんて感じのものばっかり。小小の香港は、
いつもグルメとは縁遠いです


ファイヤーキング
ファイヤーキング







王 家衛
(英名 Wong Kar Wai)

 

『いますぐ抱きしめたい』'88
『欲望の翼』'91
『恋する惑星』'94
『天使の涙』'95
『ブエノスアイレス』'97
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●ちょっとブレイク
香港映画の中で見つけた、ちょっと嬉しいこと


 映画を観るとき、ストーリーを追う人もいれば、登場人物を追う人、その中で使われている小道具だけを追っている人もいます。当然、自分は明星を追って映画を観ていたのですが、ある時、その映画の中で不思議な物を発見しました。普通一般の香港映画ではなく、
ウォン・カーワイ監督の作品ですけどね。


 レストランの場面で使われている食器が
綺麗なグリーンだったんです。よ〜く見ていくと、それはファイヤーキングのガラス製の食器だったのです。ティーカップを見て、「うちにあるのと似ているなぁ〜」と思ったのです。


 しかし香港だし、「アメリカの食器を使うかなぁ〜」といった気持ちがあったのですが、どう見てもファイヤーキング。グリーンだから翡翠のイメージなんだろうか...自分で勝手に想像して...


 これは'89年の映画でしたが、最近の映画で、またまた登場。今度は食器だけではなく、花瓶も。レストランの場面だけでなくオフィスでコーヒー飲む時も。これ、
何か意図があるんじゃないの? 美術担当の人が前と同じだから、その人のコレクションなのか...はたまた60年代の象徴なのか...などと、ますます想像を膨らませているところ。


 これは
カントリーの代名詞のような食器ですが、レトロな香港映画に使われているなんて、驚き! それに目が行ってしまった自分は「ファイヤーキング好き!!」なのでした。


真●Neo Nostalgia
▲画面上へ
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