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生春巻は、米の粉で作ったライスペーパーで野菜や肉・魚を巻いたものです。「なま」ですから、野菜は全て生のまま。巻き巻きした春巻も、蒸したり焼いたりしていません。 輸入されているライスペーパーは、現地の2-3倍の厚みだと思います。ベトナムでは、本当に紙のように薄くヒラヒラしています。しかし、作りたてなのか、適度な湿り気があります。水で戻してから使うのではなく、そのまま市場で買って来て紐を解いたら、直ぐ使えるのです。以前TVで観ましたが、しっかり巻くのにお箸を差し込んで「キュッ」なんて、それはそれは現地ならではのこと。 日本では、その数倍厚いものを上手に戻して巻くのですから、技が要りますね。既に何百本(千本?)巻いているかもしれないシュマリにも、ワザがあるわけで。それでも厚過ぎるとムカ! 中身は殆どベトナムと一緒です。ただ、入れられないのはドクダミの葉。庭にもいっぱいありますが、葉がちょっと違うみたいだし、日本ではこれを生で食べる習慣がありませんしね。これは無理。例えて手に入って春巻に入れたとしても、皆様のお口に合わないと思います。 やはり、その土地に合った食べ方でしょう。日本人の食生活に強い香りは合わないですよ。本当の味が知りたいなら、何と言っても現地に行くこと! その土地で食べると「美味しい」と感じるものって、沢山ありますから... |
ドクダミ以外は、このような材料です。 * バジル * ミント(少々違いますが) * 大葉 * モヤシ * 韮 * 春菊 * ビーフン * 海老 * 豚肉 * サーモン 小小の先生である「ハン」さんが作る生春巻と同じなのです。 テイクアウトも、どうぞ! |